産業廃棄物の種類【燃え殻】

事業活動に伴って排出される廃棄物のうち法令で定められた20種類のものを産業廃棄物といいます。
ここでは、産業廃棄物のうち【燃え殻】について解説します。

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【燃え殻】とは

産業廃棄物における【燃え殻】とは、物を焼却した後に残る焼却残さのことです。
燃え殻は、業種に関わらずあらゆるあらゆる事業活動に伴って排出される物が産業廃棄物となります。
具体的には、燃料灰、焼却灰、炉清掃掃出物などがあります。

環境省の産業廃棄物排出・処理状況調査報告書(令和4年速報値)によると、【燃え殻】の排出量は年間2,270千トンで産業廃棄物全体の0.6%です。また、排出された燃え殻の71.9%は再生利用、5.7%は減量化、22.4%は最終処分されています。

業種別の排出量は電気業が最も多く1,252千トン、次いでパルプ・紙・紙加工品製造業の285千トン、窯業・土石製品製造業の122千トンとなっています。

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