産業廃棄物の種類【木くず】
事業活動に伴って排出される廃棄物のうち法令で定められた20種類のものを産業廃棄物といいます。
ここでは、産業廃棄物のうち【木くず】について解説します。
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【木くず】とは
産業廃棄物における【木くず】は、建設業に係るもの(工作物の新築、改築又は除去に伴って生じたものに限る) 、木材又は木製品製造業(家具の製造業を含む)に係るもの 、パルプ製造業に係るもの、 輸入木材の卸売業及び物品賃貸業に係るもの、貨物の流通のために使用したパレット(パレットへの貨物の積付けのために使用したこん包用の木材を含む)に係るもの、PCBが染みこんだもののことです。これら以外の事業活動で出る木くずは事業系一般廃棄物に分類されます。
具体的には、建設業関係の建物・橋・電柱・工事現場・飯場小屋の廃木材(工事箇所から発生する伐採材や伐根を含む)、木材・木製品製造業等関係の廃木材、おがくず、パーク類、梱包材くず、板きれ、廃チップ等があります。
環境省の産業廃棄物排出・処理状況調査報告書(令和4年速報値)によると、【木くず】の排出量は年間7,452千トンで産業廃棄物全体の2.0%です。また、排出された紙くずの86.0%は再生利用、11.3%は減量化、2.6%は最終処分されています。
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