産業廃棄物の種類【廃プラスチック】

事業活動に伴って排出される廃棄物のうち法令で定められた20種類のものを産業廃棄物といいます。
ここでは、産業廃棄物のうち【廃プラスチック】について解説します。

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【廃プラスチック】とは

産業廃棄物における【廃プラスチック】とは、合成高分子系化合物に係る固形状及び液状のすべての廃プラスチック類のことです。
廃プラスチックは、業種に関わらずあらゆるあらゆる事業活動に伴って排出される物が産業廃棄物となります。
具体的には、ポリ塩化ビニルくず、ポリエチレンくず、ポリスチロールくず、合成ゴムくず、合成繊維くず、廃タイヤ、廃イオン交換樹脂等があります。

環境省の産業廃棄物排出・処理状況調査報告書(令和4年速報値)によると、【廃プラスチック】の排出量は年間7,105千トンで産業廃棄物全体の1.9%です。また、排出された廃プラスチックの61.8%は再生利用、21.7%は減量化、16.5%は最終処分されています。

業種別の排出量はプラスチック製造業が最も多く623千トン、次いでパルプ・紙・紙加工品製造業の414千トン、食料品製造業の356千トンとなっています。

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