産業廃棄物の種類【廃アルカリ】
事業活動に伴って排出される廃棄物のうち法令で定められた20種類のものを産業廃棄物といいます。
ここでは、産業廃棄物のうち【廃アルカリ】について解説します。
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【廃アルカリ】とは
産業廃棄物における【廃アルカリ】とは、廃ソーダ液をはじめとするすべてのアルカリ性廃液のことです。中和処理をした場合に生ずる沈でん物は汚泥として取り扱います。
廃アルカリは、業種に関わらずあらゆるあらゆる事業活動に伴って排出される物が産業廃棄物となります。
具体的には、廃カセイソーダ、廃アンモニア液、廃写真現像液等があります。
環境省の産業廃棄物排出・処理状況調査報告書(令和4年速報値)によると、【廃アルカリ】の排出量は年間2,275千トンで産業廃棄物全体の0.6%です。また、排出された廃アルカリの19.8%は再生利用、78.4%は減量化、1.8%は最終処分されています。
業種別の排出量は化学工業が最も多く1,143千トン、次いで電子部品・デバイス・電子回路製造業の245千トン、鉄鋼業の72千トンとなっています。
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