産業廃棄物の種類【ガラス・コンクリート・陶磁器くず】

事業活動に伴って排出される廃棄物のうち法令で定められた20種類のものを産業廃棄物といいます。
ここでは、産業廃棄物のうち【ガラス・コンクリート・陶磁器くず】について解説します。

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【ガラス・コンクリート・陶磁器くず】とは

産業廃棄物における【ガラス・コンクリート・陶磁器くず】とは、ガラス類(板ガラス等)、製品の製造過程等で生ずるコンクリートくず、インターロッキングブロックくず、レンガくず、セメントくず、モルタルくず、スレートくず、陶磁器くず、廃石膏ボード等のことです。
金属くずは、業種に関わらずあらゆるあらゆる事業活動に伴って排出される物が産業廃棄物となります。

環境省の産業廃棄物排出・処理状況調査報告書(令和4年速報値)によると、【ガラス・コンクリート・陶磁器くず】の排出量は年間7,629千トンで産業廃棄物全体の2.1%です。また、排出されたガラス・コンクリート・陶磁器くずの78.7%は再生利用、6.0%は減量化、15.3%は最終処分されています。

業種別の排出量は窯業・土石製品製造業が最も多く3,415千トン、次いで鉄鋼業の447千トン、自動車整備業の146千トンとなっています。

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