産業廃棄物の種類【ばいじん】

事業活動に伴って排出される廃棄物のうち法令で定められた20種類のものを産業廃棄物といいます。
ここでは、産業廃棄物のうち【ばいじん】について解説します。

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【ばいじん】とは

産業廃棄物における【ばいじん】とは、ばい煙発生施設・焼却施設等の集じん施設で集められたもののことです。
ばいじんは、業種に関わらずあらゆるあらゆる事業活動に伴って排出される物が産業廃棄物となります。
具体的には、電気集じん機捕集ダスト、バグフィルター捕集ダスト、サイクロン捕集ダスト等があります。

環境省の産業廃棄物排出・処理状況調査報告書(令和4年速報値)によると、【ばいじん】の排出量は年間18,675千トンで産業廃棄物全体の5.0%です。また、排出されたばいじんの96.4%は再生利用、0.9%は減量化、2.7%は最終処分されています。

業種別の排出量は鉄鋼業が最も多く4,204千トン、次いでパルプ・紙・紙加工品製造業の826千トン、化学工業の357千トンとなっています。

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