産業廃棄物の種類【紙くず】
事業活動に伴って排出される廃棄物のうち法令で定められた20種類のものを産業廃棄物といいます。
ここでは、産業廃棄物のうち【紙くず】について解説します。
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【紙くず】とは
産業廃棄物における【紙くず】は、建設業に係るもの(工作物の新築、改築又は除去に伴って生じたものに限る)、パルプ・紙又は紙加工品製造業,新聞業(新聞巻取紙を使用して印刷発行)に係るもの、 出版業(印刷出版を行う者に限る)に係るもの、製本業及び印刷物加工業に係るもの、PCBが塗布され又は染みこんだもののことです。これら以外の事業活動で出るコピー用紙等の紙くずは事業系一般廃棄物に分類されます。
具体的には、印刷くず、製本くず、裁断くず、旧ノーカーボン紙等、建材の包装紙、板紙、建設現場から排出される紙くず等があります。
環境省の産業廃棄物排出・処理状況調査報告書(令和4年速報値)によると、【紙くず】の排出量は年間759千トンで産業廃棄物全体の0.2%です。また、排出された紙くずの79.2%は再生利用、16.3%は減量化、4.5%は最終処分されています。
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